トーノZEROのアニメ感想です。
今日のポケモンDPの感想。
サブタイトル §
「森の王者!モジャンボ!!」
あらすじ §
ヒカリとマンムーは、ポケモンのパワーを奪い、代わりに木の実を置いていくモジャンボと出会います。
サトシ達はそのモジャンボのことを調べている森の管理人コノハと出会います。
モジャンボにやられたことが悔しいマンムーは負けず嫌いを発揮してモジャンボを探します。ヒカリも負けず嫌いを発揮してそれに付き合います。
モジャンボだけでなく他のポケモンも同じことをしていることが分かります。
実は、森の大樹が裂けていて、それを直すためにポケモンのパワーを集めていたことが明らかになります。この木を放置すると森そのものがダメになってしまいます。みんなの力やコノハの診断によって、大樹は修復されます。
感想 §
意味不明の迷惑行動を取るポケモン達……。しかし、その理由を調べることを通して、本来は無関係だった者達を含め、全員が森を救うという目的のために一致協力することになります。ロケット団は別として。
こういう話は、単純に悪を成敗して終わるタイプの物語と違って気持ちよいですね。
それはさておき、今回の見所はやはりヒカリの言うことを聞かないマンムーでしょう。巨体を持つマンムーを相手では、ヒカリの腕力では対処できません。説得してその気になってもらうしかないわけです。しかし、マンムーは扱いにくい難しい性格です。素直ではありません。そういう相手を前にして、どのような態度を取るべきか。それは難しい問題です。いかにして共感や敬意を勝ち取るのか、という問題でもあります。それは実際の世の中で、大人が子供に対して抱える問題の典型的な一種ともいえます。ヒカリは、それをポケモンを通して体験しているとも言えます。
念のために補足すれば、これは「女は子供を育てて当たり前」という性差別的な話ではありません。難しい子供を抱えて右往左往するのに男も女もありません。
そういう観点から見ると、そういうタイプのポケモンをあえてヒカリに与えるアニメのスタッフは、本当の意味で語る価値のあることが何か分かっているとも言えるし、逆に言えばそれを語るに値するキャラにヒカリは育ったとも言えます。
なかなか素晴らしいことですね。
今回の一言 §
OPのアレンジ変わった?